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密教605 手放す勇気

人生には、様々な困難があります。
しかしそのほとんどは、自身から発している事に氣づく人は少ない。

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傷つけ、傷つく前に手放す勇気を持って下さい。
手放すことは、執着から離れることにも繋がり、人生をより深く掘り下げる早道と言えます。

手放すことを知らず、怨み辛みの中に身を任せる時、
人は人の感情を失い夜叉、魔物の心に支配され、全てを見誤り地獄の中に生きる事に成ります。

報いは、人間が与えるものでは無く、自身が自身に与えるのである。
他人を騙し《詐欺師》他人を誹謗中傷する者達の末路は、哀れである。
それはいずれその者達が味わう事になる。

何故か?全てを知って居るのは自身だからである。


今、悲しみの中に居る方々は、お泣きなさい。
全ての涙が枯れるまで、そして涙が枯れたら立ち上がり空を見て下さい。


密教605 手放す勇気_e0392769_22021951.jpg
自然は、平等にあなたを包み癒しの力を与えてくれます。
その逆に傷つけ喜ぶ者達には、真の自然を終生味わう事はありません。

手放す勇気を持つ人は、幸いである、執着の海は深く暗い。
例えば男女間の争い事も、片方だけに非がある訳では無いはずである。

様々な原因が無ければ結果も無いのです。
そこで憎しみ合うのは愚かな結果しか生みません。

かつては愛し愛された過去があるはず。
それが最後、憎しみ合うだけであれば、過去も現在も未来も憎しみの想いに捉われ、
安心の日々は遠ざかり、不安の渦中に身を任せる事に繋がり、しあわせは訪れません。


憎む気持ちを手放し理性的に対処する人には、理解の海が視える様に成るのです。


南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

by jiyou-925 | 2017-07-31 06:00 | 永作師僧からの便り

密教604 御縁日


今日《二十八日》は、御本尊の御縁日です。
当院御本尊 赤不動明王尊



振り返れば数十年前の今日、愛知県の山間部でテントを張って修行に励んでおりました。


夏の真っ盛りでしたが夜は寒く、寒さで眼を覚ました私は、
空を見上げ満天の星空を眺めて想いました。
自分は何を探して居るのか、答えは有るのか自問自答を繰り返して居りました。




夜が明け滝場は清々しく、その日の滝行を行いテントに戻り朝食、
其処に一人の御婦人がおいでになり
《行者様に観て頂きたい事があります、ご足労ですが後ほどおいで下さいますかと頼まれました》
言葉通りお宅に伺い、相談を受けました。


その家では、代々、長男が育た無い《死》との事、私は一心込めて観ました。

その頃の私は、若かったので観えた事を全て話してしまうところがあり、
困惑させてしまう事もあり。
今は老齢、やんわりとお話しします。


話しが終り相談者家族が言われた言葉が、
「何故そこまで我が家の事情に詳しいのですか《全て正解》驚きました。」

ご家族も納得され、私も肩の荷が降りた想いでした。

テントに帰ろうとすると、他にも観て貰いたい人が居るので明日も来て頂きたいと言われ、
翌日、行を終えてから約束通り、伺いました。


すると、数名の方々が待っておいでになりました。
お茶を頂き、相談を始めると相談では無く、詰問である。





何故、家族の事を何から何まで知って居たのか?答えて欲しいと云うので、
私は一言、
「お疑いならそれでも構いません。
しかし、家族しか知らない事を何故、私が当てられたか、
あなた方に説明する必要はありません。
私は唯の修行僧。
ただしこの土地には、二度と再び来ることはありません。」と言い、
テントをたたみ帰り支度をして居る時、聞こえた声が《汝と共に行こう》の言葉でした。


始めは分からなかったが今は、毎日、聞こえる声に成りました。
せめぎ合い人の頭は、理解出来ない事を拒否しようとします。


それが良いか否かは、後で解ること。
私は、私を理解し無い人を憎む気持ちも何も無い。
そっと手を離す《手放す》だけである。


南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝


自分で見聞きし、体験したことしか信じない。

こういった方は多いと思います。


そこには「自分の常識」に当てはまらないことを拒否する、受け入れないという
頑固さ、頑迷さが覗いているのでは、と思います。


「自分の常識」というのは、当然ながら「自分だけの常識」なので
それが他人に通用しないのが、ある意味当然なのです。
それなのに、人を侮ったり、批判したりするのは、
心に傲慢さを宿している証拠ではないかと考えます。

傲慢になると素直さが失われます。

師僧や姉弟子とお話させていただくなかで気付いたことがあります。
それは「素直な人は仏様にも人にも好かれる」という事です。

自分のなかの傲慢さに気付いたなら、反省し、素直さを取り戻せばいいだけです。
それは、決して難しいことでも、大変なことでもないはずです。


今日もありがとうございます*



by jiyou-925 | 2017-07-30 06:00 | 永作師僧からの便り

仏弟子になるということ①:~赤不動明王院 私(慈葉)の場合~

・弟子になったら勤めを辞めなくてはいけないの?
・強制的に寺を持たせられるの?
・毎月の上納金を納めなくてはいけないの?
・親や兄弟に弟子となったことを言わなくてはいけないの?
・子供の学費や住宅ローンを抱えていても大丈夫?…etc


最近、姉弟子である慈優さんのところへ、弟子入りに際して&弟子になってからの

こんな不安を持つ方々からのお問い合わせが増えているとのこと



慈優さんの素敵な行者ライフをお読みになっている方は

「自分もこんなふうにしなくてはいけないのか、こんなことが自分に出来るのか」と

不安を覚えてしまうのかもしれませんね。



慈優さんの場合は、赤不動明王院へ弟子入りしたときにダキニ天さまを勧請していたことで、

「稲荷社の復興」という約束が、御神仏さまとの間で交わされていたのです。



そうゆう事情があったればこそ「行者」という厳しい道を選択された(せざるを得なかった?)のですね。



慈優さんは現在、師僧からの加行の一環で、
弟子入りからのこの一年のことを振り返ってブログに書いておられます。
ご興味のある方は、是非慈優さんのブログを読まれてみてください。
特別なケースであるということがおわかりいただけると思います。




***


では、特殊なケースでない場合はどうなのか?

他の寺院との比較は出来ませんが、赤不動明王院においてはどうなのか、という事を

僭越ながらわたくし慈葉の場合でご紹介致したいと思います。

正直、制限や決まり事というものは何もありません。


長くなりそうなので、一旦切りますが、②へと続きます<(_ _)>






by jiyou-925 | 2017-07-29 10:30 | 慈葉日記

仏弟子になるということ②:~赤不動明王院 私(慈葉)の場合~

・弟子になったら勤めを辞めなくてはいけないの?
・強制的に寺を持たせられるの?
・毎月の上納金を納めなくてはいけないの?
・親や兄弟に弟子となったことを言わなくてはいけないの?
・子供の学費や住宅ローンを抱えていても大丈夫?…etc


①の続きです。

拙くはありますが、わたくし慈葉の場合と思う事を書いていきたいと思います。


★弟子になったからといって、仕事を辞める必要はありません


赤不動明王院に弟子入りしたからといって、今迄の生活を変える必要は全くありません。

むしろ、今迄の生活のなかで起こった事、悩み、苦しみを振り返り

反省すべきは反省し、氣付きを得て、よりよい明日へ向かって歩いていくために

「生きながらにして生まれ変わる」機会を与えていただいたのだとお考えください。




★強制的に寺を持たせられることはありません


前述の通り、慈優さんは特殊なケースです。
御神仏さまとのお約束を守るために、師僧の元で文字通り血反吐を吐くような厳しい修行に耐えてこられた結果、御本尊さまは「赤不動明王院分院:眞澄稲荷」を運営していくことをお許しくださいました。

この世界、御本尊さまのお許しが無いことは出来ません。
物事を運ぶ際、人間側の都合の良いようには進めることは出来ないのです。


寺を運営、管理していくことの大変さを、私達の師僧は誰よりもわかっておられます。
「将来は密教僧侶となり、自分も寺を持ちたい」という方は、
その気持ちを真摯にお話しになれば、素質や適性を見てきちんと相談に乗ってくださることと思います。



★上納金はありません


月々に必要なお金というと、私の場合は有料メールマガジン「密教塾」の月謝代(月3,000円)だけです。

その他には、例えば御本尊さまへのお布施として、
心ばかりのものなどをお送りすることもありますが、これは強制ではなく
「私が感謝の気持ちを伝えたくて」やっている事です。

法の伝授を受けたときや、お取り計らいを感じられたときなど、タイミングは様々ですが
自分に出来る範囲での事です。
師僧や先輩弟子から「今月は幾ら出せ」などと言われる事は、絶対にありません。



★親族に告知する義務はありません


私も主人や子供、実家の母や妹には、弟子になったことは言ってません。
それは、何も変わることがないからです。
話したい方は伝えればいいし、ちょっと言いにくいな、と思ったら
内緒にしていても問題はないと思います。



★ローンや借金を抱えていても問題ありません


これも特に問題はありません。
弟子となり學んでいくために、借金の有無は関係ありません。

ただ、師僧への霊視相談や、御祈祷をお願いしたのに
「ローンの支払いが厳しいから、お金がないから相談料・祈祷料は払えません」
これは絶対にやってはいけません。

人としての最低限のマナーではないでしょうか。
「弟子だから優遇されるはず、弟子になれば無料でやってくれるはず」
こういった考えは、甘えを通り越して図々しいことであると理解できない人は
そもそも弟子のなかには居ないと思いますが、念のため。



弟子になる、というと、何か特別な事のように思えますが

実際、生活が根底から変わってしまうということはありません。

そうではなくて、氣付きのきっかけ、學びのきっかけを与えていただいたという事だと感じています。




仏様との御縁を頂くことは、生きる力を与えていただくこと。
普段の生活のなかで、自分の行い、家族や他者への振る舞いを省みることも
立派な「修行」なのではないでしょうか。


何も不安になることはありません。
安心して、弟子ライフを楽しんでいきましょう。


by jiyou-925 | 2017-07-29 10:00 | 慈葉日記

密教603 人間力


私達は現界に生を受け、最初は母の愛に護られて育ち、生きて来ましたが

やがて、少年期~青年期~成人と成り、様々な困難を乗り越え生きて来ました。




困難の強弱は人により様々ですが、自己の責任を果たすことにより

成長して参りました。



決して他の責任に転嫁せず、自己の責任を果たすことに汗を流し、生きる時

人間力は増大します。


しかし、不平不満を他に転嫁する時、

すべては逆転し人間力は失われ、代わりに台頭してくるのは、

傲慢と云う人間にとって最も不必要な感情が自己を覆い正当化します。




そう成った時、人は破滅の道をひた走り、他を顧みようとはしない。

其処には最早、自己中心的な感情しか無い。



そして、破滅していく様を皆さんもたくさんの事例を見て、御存知ではないでしょうか。






人間力を理解し、學びに答えを求める時、人は大きな宝を得る事が出来るのです。



理解、調和、愛、全てあなたの側にあるものばかりです。



自身の人間力を向上させるのは、自己でしか無い事を知り

進むのは今がチャンスではないでしょうか。



南無大日大聖不動明王尊

蓮華合掌

金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝



「すべてが思い通りにいく人生などつまらない」と、師僧が仰ったことがあります。


私はその時、「でも、何もかも自分の思い通りに行く方がいいんじゃない?」と
軽薄にも思ってしまいましたが、やっぱりその考えは間違いだとすぐに思い当たりました。

全てが思い通りに運んだら、そこに魂の成長はないのですよね。

私達がこの現界に生まれ出てくるのは「魂の成長」という目的があるからです。
困難な事、不自由を感じていることをひとつひとつ「自分で」乗り越えること
地道に成長の階段を登っていかなくてはなりません。

それは、人によって成長の課題や速度も違うので、誰かと比べることは出来ないものです。

だから時には見放されたり、置いていかれたりするような
焦りや不安を感じることもあるかもしれません。
しかし、そうではないことに気付いてください。


誰かがあなたのペースに合わせてくれるのを待つのではなく
今の自分に何が出来るのか、最善の方法をとりながら進んでいくのです。


小さな一歩でも踏み出さなければ何も変わりません。
自分を成長させるのは、自分自身なのです。


今日もありがとうございます*


by jiyou-925 | 2017-07-29 06:00 | 永作師僧からの便り

赤不動明王院宝物③

これからご紹介するのは、当院の宝物の一部であります。


赤不動明王尊像




帝釈天尊像




地蔵尊像




両頭愛染明王尊像




木剣




灯籠供養




護摩天蓋






by jiyou-925 | 2017-07-28 06:00 | 永作師僧からの便り

赤不動明王院宝物②


これから紹介するのは、当院の宝物の一部であります。


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d0359990_19130633.jpg宝剣群

宝剣群



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浴油具




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羯磨、羯磨台




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法輪、法輪台



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胎蔵界曼荼羅《銀製》



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熊野誓紙本物



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赤不動明王院玄関



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地獄絵



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阿字観軸


by jiyou-925 | 2017-07-27 06:00 | 永作師僧からの便り

赤不動明王院宝物①

これから紹介するのは、当院の宝物の一部であります。



摩利支天刀《真剣》




不動明王尊剣《真剣





雙身毘沙門天尊像《銅製》




雙身毘沙門天尊像《銀製》



宇賀神尊像《銀製》



弘法大師像《銀製》




大元帥明王尊像



正観世音菩薩《銀製》





by jiyou-925 | 2017-07-26 06:00 | 永作師僧からの便り

密教602 慰霊

戦後七十年経った今でも、死を受け入れる事が出来ない方々が数多くおられます。

終戦記念日だけでなく、普段からの慰霊が大切なのです。
戦争で死んだのは、兵隊さんだけではありません。
一般人の犠牲者も、数え切れないほどの方々が、お亡くなりになりました。

中には、赤ちゃんがお腹の中にいる御婦人も、赤ちゃんも、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟も…
様々な階層の人々が死んでいるのです。

忘れないで下さい。
戦争は公けの殺し合いであり許される事ではありません。
もう、あの愚かな行為、そして戦争に名を借りた魔界の行事を、再開してはなりません。

憲法改悪と蛮行は、いつの世も、魔界の手中にある。


南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

by jiyou-925 | 2017-07-25 06:00 | 永作師僧からの便り

密教601 あの時、あの場所で

八年前私は、依頼を受け、広島の原爆ドームが見える場所にいた。

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ある御宅での、供養会である。

関係者が集まる中で、しめやかに開始、読経に続き、
施餓鬼供養、護摩炉に供養を込めて、一氣加勢に焚き上げ修了。

その後、広島市内を案内して頂き、観光気分になろうとした時視た光景は、
一面瓦礫に覆われた、焼け野原だった。
その場は、何食わぬ顔で過ごし、早めにホテルに案内して戴いた。

実は、同伴者がいたので、早く一人になりたかったのです。
ようやく一人になった私は、話し掛けました。

「お嬢ちゃんは、誰を探しているの?オジさんが呼んであげるから、言ってごらん」

ポツリと「おかあさん…」

私は、頷き印を組み、母親を召喚した。

この母子は、生き別れになっていた。
空襲の夜、逃げ惑う人混みに揉まれ、別れ別れになった。

密教601 あの時、あの場所で_e0392769_11210526.jpg

数日後、あの悪魔の爆弾により、母子は瞬時に消滅してしまった。
瞬時に消滅するような、強い衝撃波的なエネルギーを浴びて亡くなった場合
生きているのか、死んだのかが、霊的に認知し難く、彷徨うケースが多いのです。

幼子は、三歳
本来なら母にすがり甘えている歳である。

誠に不憫、召喚した母と幼子を結び、慈悲の光で包み、霊界の御使者に委ねた。

母子は、手を繋ぎ、御使者と共に霊界へと昇天して行きました。


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私の眼には、涙が。

数十年前、長崎の旅で、バスガイドさんが歌い、教えてくれた歌を思い出し、また涙

誠に泣き虫な爺いである。
以下は、その時の歌詞である。
「二十年前の夏の日に、私は、長崎で死んだ。その時三つの女の子、何時までたっても、三つなの」



南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

by jiyou-925 | 2017-07-24 06:00 | 永作師僧からの便り

金剛山赤不動明王院 永作優三輝師僧のもとで霊的真理を學ぶ慈葉のブログです


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